Linuxでの動作確認のための環境を構築したくてFedora 8 をLive-CDからインストールしました。Live-CDからインストールしたのは,旧いサーバーでDVDドライブがついていなかったからです。色々と設定をして再起動してみると外部からSSHで入れない。なぜかと調べてみたらネットワークが停止状態になっていました。「コンピュータの起動時にデバイスを起動」にチェックが入っているのに再起動してみると状態が「休止中」になってしまう。なぜだか原因がわからなかったが,networkデーモンが起動していないためだったようです。
システム > 管理 > サービスで,「network」にチェックを入れたら,ちゃんど起動時にデバイスが起動するようになりました。やれやれ,変なところで躓いてしまいました。このサーバーにPHPやMySQLをインストールしてみようと思います。
まずはXAMPP for Linux
XAMPPのLinux版をインストールすれば,Windowsの時のように簡単に環境を構築できそうですので,それをやってみます。
xamppのLinux版(僕の場合はxampp-linux-1.6.5a.tar.gz)を入手し/optに展開します。
$ su -
# cd ~sunvisor
# tar xvfz xampp-linux-1.5.3a.tar.gz -C /opt
そしてサービスを起動する
# /opt/lampp/lampp start
とても簡単にLAMPP環境を構築できました。何もしていないのと同じなくらい簡単です。
個別にインストール
今回のはLinuxでの動作確認をするための動作確認サーバーなので,これでも良いのですが,本番サーバーでは,稼働しているApacheサーバーにPHPやMySQLを入れるということも考えられます。また,XAMPPだとFedoraのサービスの管理とは全く別な部分で動作しますので,Fedoraのサービス管理方法で管理できません。そこで次にFedoraにパッケージを入れてLAMPP環境を作ってみます。
まずは,LAMPPサービスを止めてアンインストールします。アンインストールはインストールしたフォルダを削除するだけです。
# /etc/lampp/lampp stop
Stopping XAMPP for Linux 1.6.5a...
XAMPP: Stopping Apache with SSL...
XAMPP: Stopping MySQL...
XAMPP: Stopping ProFTPD...
XAMPP stopped.
# rm -rf /opt/lampp
LiveCDからインストールしたFedora8にはapache 2.0がインストール済みですので,MySQLとPHPをインストールします。Linuxのセットアップをするのは数年ぶりですが,今はyumというツールを使うのですね。これはアップデートも管理できるとても便利なツールのようです。そのツールでmysql関連のパッケージにどんなものがあるかを表示させました。
# yum list "mysql*"
Available Packages
MySQL-python.i386 1.2.2-4.fc8 fedora
mysql.i386 5.0.45-6.fc8 updates
mysql++.i386 2.3.2-2.fc8 fedora
(中略)
mysql-query-browser.i386 5.0r12-4.fc8 updates
mysql-server.i386 5.0.45-6.fc8 updates
mysql-test.i386 5.0.45-6.fc8 updates
沢山あります。どれを入れればよいのでしょうか。特にmysql.i386とmysql-server.i386のどちら?どちらも?・・・しかしこれはとりあえずmysql-serverをインストールすればよいようです。
# yum -y install mysql-server
こうすると,yumは依存情報を調べて必要なパッケージをインストールしてくれるのです。インストール後に確認してみると次のようになっています。ちゃんと入っていそうですね。
# yum list installed "mysql*"
Installed Packages
mysql.i386 5.0.45-6.fc8 installed
mysql-libs.i386 5.0.45-6.fc8 installed
mysql-server.i386 5.0.45-6.fc8 installed
こうしてパッケージでインストールすると,FedoraのGNOMEのサービスの画面にmysqldが表示される他,コマンドラインでのサービスの起動・再起動も他のサービスと同じようにserviceコマンドで行うことができます。
次にphpのインストールですが,さらにパッケージ数が多く何を入れたものやら・・・という感じです。とりあえず自分にとって必要そうなものを入れます。
# yum -y install php php-mbstring php-mysql php-mssql php-ldap phpMyAdmin
mysqlやmssql,ldapのモジュールに加えてついでにphpMyAdminも入れました。
phpMyAdminは,そのままでは外部からのアクセスができませんので,/etc/httpd/conf.d/phpMyAdmin.confを修正します。次の例では192.168.1.0/24のセグメントからのアクセスを許可しています。
<Directory /usr/share/phpMyAdmin/>
order deny,allow
deny from all
allow from 192.168.1.0/24 <-- この行を追加
allow from 127.0.0.1
</Directory>